小説の中の悪女皇帝になった|29話ネタバレあらすじや感想【ピッコマ漫画】

漫画「小説の中の悪女皇帝になった」28話の簡単なあらすじをご紹介します

スチェータ男爵はユリアに取り入り第2のフェーズ公爵になることを計画します。

その裏にはエンビダ伯爵への劣等感がありました。

 

一方ユリア一行はスチェーテに到着し、スチェータ男爵からの歓迎を受けつつ油断させるようにこやかに振舞います。

そして目的を果たすため、スチェータ男爵が席を外した隙にユリアはフェリックスに調査を指示するのでした。

 

\全話あらすじはこちら/
「小説の中の悪女皇帝になった」
あらすじリスト

 

それでは、「小説の中の悪女皇帝になった」29話のネタバレあらすじです!

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ピッコマ漫画「小説の中の悪女皇帝になった」29話ネタバレあらすじ

腐敗の象徴

(腐敗したにおいがぷんぷんするわね)

ユリアはきらびやかな装飾品で飾られた食堂のテーブルについていました。

 

(フェーズ公爵は処刑されたというのに、みんな都合の良いように考えちゃって…)

フェーズはたまたまユリアの機嫌を損ねて処刑されたと考え贅沢を続ける貴族にユリアは呆れます。

 

そこにスチェータ男爵が戻ってきました。

 

「陛下、お食事前に軽く一杯いかがですか?」

その両手には一本のワインボトルが掲げられています。

 

「ぜひお願いしよう」

ユリアは笑顔を作り受け入れました。

 

テーブルにワインとグラスが置かれると、ユリアはそのワインが高級なものであることに気が付きます。

アフリートワインという名のそのワインは、年にたった10本しか製造されていない入手困難なものでした。

 

(小説に何度も登場した銘柄だから知ってるわ)

その希少なワインは、原作小説の中でも“何か企んでいる連中”がこぞって持ってきたものだったのです。

 

(腐敗の象徴みたいなものなのかしら)

ユリアはそのワインを見つめます。

 

「陛下はすでに何度も味わったと思いますが、やはり貴重なお客様には貴重なお酒でもてなすのがいいと思ったので」

そういうとスチェータ男爵はグラスにワインを注ぎだしました。

 

「何度口にしてもアフリートワインは製造された年によって少しずつ異なる魅力があるからな」

そう言ってユリアはワインの注がれたグラスを揺らします。

 

「さすが!このワインの魅力を知る者はそう多くありません」

一見ユリアを煽てるようでいて、スチェータ男爵が言ってることはよくよく聞けば自画自賛ばかりでした。

皇帝くらいの地位にならないと味わえないこのワインを自分も何度も味わったと見せびらかしたいようです。

 

(まったく…そんなに自慢したいのかしら)

ユリアは遠い目をして聞いていました。

 

 (以前の放蕩だったユリアなら…不快になることなくむしろこの状況を楽しんでいたはず)

グラスを口元に寄せながらそんなことを考えます。

 

(彼女はここ2年間、自分の太鼓持ちを傍に置いていたからね)

そうしてワインを口に含むと、ユリアは驚きに目を見開きました。

 

(はっ!表情が緩むところだったわ)

咳払いで誤魔化すと、グラスをまじまじと見つめます。

 

(これ…本当に美味しいわ!腐敗の象徴って伊達じゃなかった!口の中を柔らかく包み込む魅惑的な味!)

アフリートワインの美味しさは、その存在を知っていたユリアからしても衝撃的なものでした。

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偽りの不仲

「これは既存のものと比べても…惹かれるような魅力があるな」

「よくご存じで」

ユリアの言葉にスチェータ男爵が調子よく答えます。

 

(単純に少し渋い味がしたから適当にいっただけだったけど、不思議にも不快ではない味ね。もう一度このワインの力を見せつけられた…)

希少さだけではないその価値にユリアは感心していました。

 

「さすがですね」

「褒められるほどではない」

ユリアはグラスを置くと急に真剣な表情でスチェータ男爵を見つめます。

 

それに気が付いたスチェータ男爵がぎくっと緊張を見せると、途端にユリアがクスッと笑いだしました。

 

「お前にはどんな称号を与えようかと思ってな」

今度は声を出して笑います。

 

「称号ですか?」

「ああ、こんな素晴らしいワインでおもてなしをしてくれたんだ」

再びワイングラスを手に持つと、さも上機嫌といった様子で揺らしました。

 

「陛下」

そこにユーストが諫めるように声を掛けると、先程までの笑顔がウソのようにユリアがギロッと睨みつけます。

 

「興が覚めたな」

そう言ってグラスをテーブルに叩きつけました。

 

(マルカス公爵とは仲がよくないと聞いたが本当だったのか!)

スチェータ男爵はいやらしく口元を緩めます。

 

(公爵が付き添いに来たと知って緊張していたが…。仕方なく連れてきただけのようだ!邪魔者が隣にいるのは俺にとっては好都合だ)

不機嫌そうなユリアとため息を吐くユーストを見てスチェータ男爵は密かに喜ぶのでした。

罠を張る

「食事を持ってこい」

スチェータ男爵がメイドに命じると、食事が運ばれてきました。

 

「陛下、せっかく療養にいらしたのに楽しまなくてはもったいないです」

「フン、こんな頭の硬い奴が隣にいてはな。皇帝というのはつらい立場だと思わないか?」

わざと取り入る隙を与えるようにユリアは話します。

 

「そうですね。陛下はとても寛大な心をお持ちのようで」

そうとは知らないスチェータ男爵はユリアに話を合わせて笑いました。

 

「陛下はとても偉大なお方なので、分をわきまえない者の発言にも軽い説教のみで済んでるではありませんか」

ここぞとばかりに媚びを売ります。

 

「……まったくだ。私はこんなにも寛大なのに、首都では何かとうるさくて休むことすらままならない」

「みな陛下の元にしかいたことがなく、すでに滅んだ他の王がどれだけ残酷だったのかわかっていないからそんなことが言えるのです」

ため息を吐いて話すユリアに、わざとらしく手を左右に振りながらスチェータ男爵が答えます。

 

「お前の言う通りだな。……スチェータ男爵、お前のような市政に明るいものがこんなところにいるだなんて…実にもったいない。お前もそう思わないか?」

ユリアからそう言われたスチェータ男爵は、この狙い通りの好感触に驚きの表情を浮かべるのでした。

 

ここで「小説の中の悪女皇帝になった」29話のネタバレあらすじは終わります。

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ピッコマ漫画「小説の中の悪女皇帝になった」29話の感想や見どころ

「小説の中の悪女皇帝になった」29話では、スチェータ男爵のもてなしを受けるユリアの様子が描かれました。

腐敗の象徴とは美味しいワインからしたら不名誉な名前ですが、贅沢の度合いを計るにはもってこいのもののようですね。

ユリアは暴君だったころを再現することでフェーズがそうしたようにスチェータ男爵が自分に取り入りボロをだすことを狙っているようですが、ユーストの立場になるとちょっぴり胸が痛みます。

スチェータ男爵はユリアをよいしょするために公爵であるユーストをこきおろしている感じがしますが、なんともお調子者ですね。

「小説の中の悪女皇帝になった」30話では、ユリアの張った罠にどのような反応を見せるのでしょうか……?

 

\全話あらすじはこちら/
「小説の中の悪女皇帝になった」
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最後に

ピッコマ漫画「小説の中の悪女皇帝になった」は、現在日本ではピッコマでしか読むことができません。

原作が韓国で小説があることからも、人気作として話題になれば日本でライトノベルになったり小説として発売される可能性もありますね。

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