小説の中の悪女皇帝になった|37話ネタバレあらすじや感想【ピッコマ漫画】

漫画「小説の中の悪女皇帝になった」36話の簡単なあらすじをご紹介します。

スチェータ男爵からの「プレゼント」を喜ぶフリをして、どうやって男たちを集めたのかを聞きだしたユリア。

その方法は、スチェータ男爵曰く「領民からの志願」でした。

しかし驚くべき真相は、借金減額をエサに「志願」しろと強制した、というものだったのです。

話を聞いたユリアは次なる一手を打つため、罠を仕掛けることにしますが……。

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「小説の中の悪女皇帝になった」
あらすじリスト

 

それでは、「小説の中の悪女皇帝になった」37話のネタバレあらすじです!

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ピッコマ漫画「小説の中の悪女皇帝になった」37話ネタバレあらすじ

村に行きたいユリア

「え? 村の視察ですか!?」

スチェータ男爵が驚きの声を上げます。

 

場所は狩場のテント、ユリアとスチェータ男爵は再び二人で話をしていました。

スチェータ男爵の驚きをよそに、ユリアはティーカップを手に平然とした表情をしています。

 

村を見せたくないスチェータ男爵は、このところ肌寒いからと理由をつけてやめさせようとしますが、ユリアが素直に従うはずもありません。

 

「素晴らしい馬車がある。心配することはない」

狩場まで乗ってきた馬車のことを言っているのでしょう。

 

「今は祭りの季節でもありません……」

見るものなどないと言わんばかりにスチェータ男爵は尚も食い下がります。

 

ユリアはティーカップを置き、それまで伏せていた目を上げてスチェータ男爵を見ました。

その表情は笑顔ですがどこか冷たさを感じさせます。

 

「私が男爵の領地を見回ることがおかしなことなのか?」

ユリアの言葉にスチェータ男爵は思わずたじろぎました。

 

「まさか、そんなわけありません」

懸命に笑顔を作りますが。 内心では受け入れられない気持ちでいっぱいです。

皇帝が領地を見回ることはおかしなことではありませんが、ここまでユリアに対して自分に都合のいいように嘘をついてきたスチェータ男爵にとって、村の視察は非常に困ることでした。

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身から出た錆

スチェータ男爵がユリアをしつこく狩場に誘ったのには二つの理由がありました。

 

一つは自分を支持する貴族にのみ連絡を送り、自分を誇示するためです。

この狩場は自分の味方になる貴族に対し有益さを感じさせるため、そうでないものに対しては皇帝と親交があることを見せつけるために用意した舞台でした。

 

そして二つ目は皇帝に村を見られることを恐れていたためです。

スチェータ男爵の贅沢三昧に比べ、貧しい領民で溢れた村はとても皇帝に見せられるものではありませんでした。

 

それに、スチェータ男爵にとって村に住む領民たちは反抗的と感じる者たちばかりだったのです。

 

借金をしておきながら、皇帝に奉仕することを提案しても嫌そうな顔をしたり、中には涙を流す者までいました。

皇帝に仕えれば利子の半分を、皇帝に気に入られれば全額を免除してやるという提案をしても、です。

 

まるで自分が悪者になったかのような領民たちの反応に、スチェータ男爵は自分などまだマシだと考えます。

(エンビタ伯爵は借金を背負っているやつらを奴隷として売り飛ばしているんだぞ。俺は優しい方なんだ)

 

スチェータ男爵は、そもそも借金などしなければ良いと思っていました。 

利子や返済期間のことを承知で借りたくせに、今更になって「ひどい」と泣き喚く姿を見るのが嫌だったのです。

 

そんな状況を皇帝に見せなければならない、そうなることは避けたかったのです。

 

こんなことで罰を下されることはないだろうと思いつつ、ユリアに対しいい返事も出せずにいました。

すると見かねたユリアが口を開きます。

 

「いつまで待たせるんだ」

ため息まじりに言ったその言葉に、スチェータ男爵は慌てて反応しました。

 

「いえ、陛下にお見せするにはあまりにも地味なので悩んでいました」

「地味なものか。お前の話を聞いてから行ってみたかったんだ」

思いもよらないユリアの言葉にスチェータ男爵は何のことかわからず困惑した様子です。

 

「こう言っただろう。私の慈悲深さを皆に知らせた、と」 

その言葉の意味を理解した瞬間、スチェータ男爵は青ざめました。

自分の都合のいいように言った言葉をユリアがしっかりと覚えていたのですから無理もありません。

 

ユリアに仕える為に志願してきた男たちの借金を減らしたことや、 そもそも志願したという嘘がもしユリアにバレたらと思うと気が気ではありませんでした。

バレてしまったら死刑になる。そう考えなおも青ざめるスチェータ男爵に対し、ユリアは畳み掛けるように話を続けます。

 

「お前も知ってるだろう。私の周りにはやかましい連中しかいない」

「陛下の機嫌を損ねるものがこんなに多いとは。偉大さが分かっていないようですね」

スチェータ男爵は何とか話を合わせました。

 

「全くだ。他の者もお前のようならいいのに。だからお前から私の慈悲深さを領民に知らせたと聞いてこう思ったんだ」

ユリアの言葉に男爵はまた困惑します。

 

「村へ視察に行けば私を崇めたてる声が久々に聞ける。とな」

そう言ってユリアは嬉しそうに笑いました。

 

(皇帝ともあろう人がわざわざそんなものを聞きたがるなんて)

器の小さそうな発言に、スチェータ男爵は呆れます。

 

「では、明日視察できるよう準備を整えておきます」

呆れが油断になったのでしょう。

スチェータ男爵はユリアの提案を受け入れることにしました。

 

「楽しみにしている」

ユリアがそう言うと、その顔のあたりがほのかに黄金の光を放ちます。

黄金の剣気を思わせる光に、スチェータ男爵も気付いていました。

滲む不安

(見間違いだよな? そうに決まってる)

屋敷に戻ったスチェータ男爵は先ほど見たものについて考えていました。

ユリアが正しい皇帝であることを示す黄金の剣気が、今現れるはずがないとスチェータ男爵は信じられない気持ちです。

 

(こんな所まで来て演技をする必要があるか?不正に気付いていたならば首都から命令を下すだけで十分のはずだ)

悩んだスチェータ男爵は執事を呼びつけます。

 

「明日陛下が村の視察に行かれる」

「え? 村ですか?」

それを聞いた執事の表情が曇りました。

 

嫌そうなその表情に男爵も語気を荒げます。

 

「これくらいのわがまま、付き合ってやれ」

「ですが、民心が荒れておりまして。昨日も集金に参りましたが耳が痛くなるほど泣き喚いて……」

ため息まじりにいいました。

 

「もう少しの辛抱だ。お前にも爵位が与えられるかもしれん」

「爵位ですか!」

途端に執事の表情が明るくなります。

 

「陛下は俺のことを気に入っている。そしてお前は長らくスチェータ家に仕えてきた」

「私まで褒美がいただけるということですか?」

執事が問いかけるとスチェータ男爵は怪訝そうな顔をして答えました。

 

「俺が血も涙もない主人に見えるか?」

「いいえ、私が口を滑らしたとしてもお許しくださる方だということも存じております」

スチェータ男爵の話を信じた執事は、 力をみなぎらせます。

 

「私が責任をもって取り締まっておきます!陛下の視察が滞りなく済むようにします!」

「頼んだ」

張り切る執事にスチェータ男爵が返事をしました。

 

「ご主人様も本日おっしゃったことはお忘れなきよう」

「ケチなエンビタ伯爵じゃないんだ。俺に二言はない」

 

「おっしゃる通り!ご主人様に比べれば伯爵なんてたいした人物ではありません」

「そうだ」

そう言って机の上を見た男爵の視線の先にはエンビタ伯爵から送られたであろう【E】の文字が押された封筒が一通あるのでした。

 

ここで「小説の中の悪女皇帝になった」37話のネタバレあらすじは終わります。

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ピッコマ漫画「小説の中の悪女皇帝になった」37話の感想や見どころ

「小説の中の悪女皇帝になった」37話では、村の視察に行く約束を取り付けることができました。

スチェータ男爵は嫌な奴に変わりないのですが、なんだか不思議とそこまで悪い奴ではないようにも見えてきました。

領民が苦しむサイクルを故意に作っているのであれば最悪ですが、借金をしておいて返せないと泣かれるのが嫌、とだけ聞くとそれはそうかも……なんて。

ユリアはどこまで真実を見極めて、どのような采配を行うのか、これからがまだまだたのしみです!

「小説の中の悪女皇帝になった」38話では、村の視察がどうなるのでしょうか!

\全話あらすじはこちら/
「小説の中の悪女皇帝になった」
あらすじリスト

 

最後に

ピッコマ漫画「小説の中の悪女皇帝になった」は、現在日本ではピッコマでしか読むことができません。

原作が韓国で小説があることからも、人気作として話題になれば日本でライトノベルになったり小説として発売される可能性もありますね。

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